被爆・戦後80年 次世代とともに広島を訪問 パルシステム埼玉2025年7月28日
生活協同組合パルシステム埼玉は8月4日と5日、80年前に原子爆弾が落とされた広島県を利用者家族と役職員19人が訪問。被爆の実相を被爆者とともに語り継いできた、広島の人々の平和への願いを小中学生の参加者とともに受け止める。
2024年度開催時
訪問先では、日本生活協同組合連合会の平和活動「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」のプログラムに参加。初日は、平和祈念資料館を見学した後、2歳の時に被爆した山田寿美子さんの話を聞く。
山田さんは、原爆で父母を亡くし、被爆による差別を受けながら貧しい幼少時代を過ごし、進学後は差別問題などを研究。医療ソーシャルワーカーや介護支援事業所の仕事で被爆者の生活支援を続けてきた。被爆の記憶や差別に悩まされる人々に「誰も一人ぼっちにしない」と寄り添い続けた経験から、原爆投下から80年後の今も残る実相を受け止める。
平和記念公園の散策では、生協ひろしま碑めぐりガイドの会の説明を受けながら、世界遺産である原爆ドームや原爆供養碑、平和の時計塔などをまわる。
翌日は、映画「おかあさんの被爆ピアノ」を視聴。プログラムのしめくくりには、パルシステムグループを含む全国生協から参加者が集う「虹のひろば」に参加し、被爆地の若者や子どもたちが平和への願いを込め演じるパフォーマンスや、被爆者や家族の戦後を含めた体験の証言、次世代を担う若者たちの平和活動などの報告を聞く。
参加者は訪問後、それぞれの経験や感想を報告書にまとめてパルシステム埼玉のホームページなどで紹介し、平和の大切さを伝える。
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