循環型農業"アクアポニックス"の課題解決へ「アクアポニックス・コミュニティ」開設2022年6月3日
株式会社アクポニ(神奈川県横浜市)は6月1日、参加型のユーザーコミュニティ「アクアポニックス・コミュニティ」を開設。国内外のアクアポニックスの最新情報の共有をはじめ、Q&Aサポートやユーザー同士の情報交換を促進する。
アクアポニックスは、水耕栽培と養殖を掛け合わせた無農薬・無化学肥料・無除草剤の循環型農業。魚・微生物・植物の三者が生態系をつくりバランスよく循環させ、生産性と環境配慮の両立ができる。既存の農業に比べて初期投資の費用が少なく、作業負荷が少ないため、新規参入もしやすい。また、障がい者・高齢者の雇用促進にもつなげられる。
屋内外の余剰スペースや排熱・排エネルギーの活用など、異業種と組み合わせて循環型のビジネスモデルをつくることも可能。都市型農業に適しており、流通コストや環境負荷の削減をしながら、農業以外の業界や地域課題とかけあわせて相乗効果が期待できる。
同コミュニティは、循環型農業「アクアポニックス」について全国の実践者と学び、繋がることで課題を解決。まだ日本では限られているアクアポニックスに関する知識や経験をシェアできる場を設けて実践者をサポートする。また、アクアポニックスの導入企業同士で交流を図り、アクアポニックスの価値向上をめざす。
◎アクアポニックス・コミュニティ概要
<内容>
・アクポニ活動報告(施工のポイント/試験内容の経過報告/試した資機材/生産管理のコツ等)
・アクアポニックス関連ニュース紹介
・導入事例紹介
・Q&A
・参加者のアクアポニックス投稿コーナー
・コミュニティ参加者限定の交流会/イベント開催 等
参加資格:アクポニのシステム導入企業、農場見学参加者、アクアポニックス・アカデミー受講者
ツール:Slack
会費:月額1100円(税込)/1アカウント ※オープンを記念し、2か月間無料
申込方法:農場見学またはアクアポニックス・アカデミーへ
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(142)-改正食料・農業・農村基本法(28)-2025年5月17日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(59)【防除学習帖】第298回2025年5月17日
-
農薬の正しい使い方(32)【今さら聞けない営農情報】第298回2025年5月17日
-
ローマのストリートフード・フェス【イタリア通信】2025年5月17日
-
【注意報】オオタバコガ府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】組合員・地域住民の「日常に安心」を JA兵庫六甲2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】アグリスウェイの浸透と定着求め JAあいち知多2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】対話で最適な安心提案 JAふくしま未来2025年5月16日
-
農業予算の増額 日米協議「毅然と対応を」 農相に要請 JAグループトップ2025年5月16日
-
備蓄米 全農8万2300t出荷済 前週比1万9000t増 1日4000t配送も2025年5月16日
-
次の世代に繋げられる農業界を創造する JA全青協新執行部が会見2025年5月16日
-
有機酒類や有機畜産物が輸出可能に EUとの有機同等性の範囲が拡大 農水省2025年5月16日
-
(435)くれぐれもご注意を【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月16日
-
「大阪産(もん)マルシェ Link to EXPO 2025」で環境にやさしい体験 大阪府、JA全農大阪2025年5月16日
-
データを端末に残しながら無意味化 全農が「ZENMU Virtual Drive」導入 ゼンムテック2025年5月16日
-
雹被害の梅農家を応援「和歌山の青梅 食べて応援企画」実施 JAタウン2025年5月16日
-
6月7、8日に「食育推進全国大会㏌TOKUSHIMA」開催 徳島県2025年5月16日
-
「カーボンニュートラル・ふくしまいわき森守プロジェクト」で連携協定締結 農林中金2025年5月16日
-
ホームページリニューアル クロップライフジャパン2025年5月16日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第109回2025年5月16日