根域環境制御が可能な噴霧水耕システム「GPEC 2022」に出展 霧のいけうち2022年6月22日
株式会社いけうち(霧のいけうち)は7月20日~22日、東京ビッグサイトで開かれる施設園芸・植物工場展(GPEC 2022)に出展。「セミドライフォグ噴霧水耕システム IKEUCHIPonics」と同システムによる栽培でGABA含有量を高めた機能性表示食品「霧のGABA(ギャバ)トマト」を展示する。
同社は、広島県呉市で世界初となる精度保証付きセラミックノズルの製造販売メーカーとして創業。霧を工業製品として利用できるように分級し、世界で最も細かな霧が出せるノズル「ドライフォグノズル」を開発した。また、霧を用いたさまざまなアプリケーション事業など、「霧」を中心として、その発生方法と活用方法を開発している。
◎今回の出展製品
・セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」
養液を微細な霧(セミドライフォグ,平均粒子径約30μm以下)にして根域に充満させる、まったく新しい栽培システム。緻密なストレス管理で、安定的に高糖度・高付加価値栽培が可能となる。植物の根はこのセミドライフォグを捕集するため綿毛状の根毛を発達させることで、表面積が広く、養液吸水効率の高い健康な根系を形成。また、根全体が空気に曝されていることで呼吸速度が改善され、さらに養水分の吸収が促進、気孔開度が保たれることで光合成速度の改善に繋がると考えられている。
・冷房・加湿・防除を1台3役で行える環境制御装置「CoolPescon」
CoolPesconは1台3役(冷房・加湿・防除の3役)の環境制御システム。積極的な環境制御によって、収量と秀品率の向上は勿論、収穫期間の延長や変更といったアグレッシブな経営を実現する。
・GABA含有量を高め先日機能性表示食品として認定された「霧のGABAトマト」
自社農場でIKEUCHIPonicsで生産したトマト(フルティカ)について、機能性表示食品として消費者庁に届出を行い、2022年5月23日に受理された。
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