トルコギキョウのゲノムを解読 新品種育成の足掛かりへ かずさDNA研究所、タキイ種苗など2022年12月26日
かずさDNA研究所、タキイ種苗、東京大学、国立遺伝学研究所、長野県野菜花き試験場は共同で、トルコギキョウ(ユーストマ)のゲノムを解読した。
トルコギキョウ
トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum:ユーストマ)はリンドウ目リンドウ科ユーストマ属に属する植物で、切り花として人気が高く、日本でも多く生産されている。
近年は品種改良により、白やピンク、黄や赤の花弁で、八重咲きや花弁にフリンジがあるものなど、様々な色や形態の花をもつ品種が作り出されている。そこで研究グループは、より多様なニーズに対応した品種開発を進める足掛かりとして、トルコギキョウの全ゲノムを解読。その結果、約13億塩基対からなるゲノム塩基配列が明らかになり、3万6619の遺伝子を見出した。
また、遺伝子を比較することで、リンドウ属とユーストマ属は約4100万年前に分岐していることが判明。ゲノム情報が明らかになったことで、これまでにない特徴を持つトルコギキョウの品種開発が世界中で進むことが期待される。
同研究成果は12月19日、英文科学雑誌『G』のオンラインで公開された。
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