「革新的新品種開発」委託研究課題を公募 生研支援センター2025年1月9日
生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、令和6年度補正予算「革新的新品種開発加速化緊急対策のうち政策ニーズに対応した革新的新品種開発(提案公募型)」を実施するため、1月8日~2月5日の期間で委託研究課題を公募する。
食料安全保障の確保やみどりの食料システム戦略の実現等を図るため、多収性や気候変動、環境負荷低減、高付加価値化等に対応した、今後の国内農業の基盤となる革新的な新品種の開発が求められている。
生研支援センターは、開発段階から生産者・消費者・実需者のニーズを踏まえた、高い性能や高度な特性を持った革新的な品種を効率的に開発するため、提案公募型の研究事業「革新的新品種開発加速化緊急対策のうち政策ニーズに対応した革新的新品種開発」(令和6年度補正予算)を実施。公募により研究業務を委託する。
研究対象は、今後の国内農業の基盤となる革新的な新品種の開発で、例としては、以下のとおり。
◎研究対象例
・環境負荷低減に資する耐病虫性品種
・急激な気候変動下でも生産性を維持する高温耐性品種
・生産性向上に資する多収性品種
・スマート農業の推進に資する機械作業適性品種
・国産への転換や輸出の促進に資する高付加価値品種
・輸入に依存する肥料の使用量低減に資するBNI強化作物品種
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