【注意報】ブロッコリー、レタスにオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 徳島県2025年9月9日
徳島県立農林水産総合技術支援センターは、野菜類の特にブロッコリー、レタスにオオタバコガが県内全域で多発のおそれがあるとして、9月8日に令和7年度病害虫発生予察注意報第7号を発表した。
徳島県立農林水産総合技術支援センターによると、8月第2半旬から第5半旬のフェロモントラップ調査において、オオタバコガの成虫誘殺数が平年に比べて多く推移している。
フェロモントラップの定点(6地点)調査では、8月第2半旬から第5半旬までの平均誘殺数が194頭と、平年(104.5頭)の約1.9倍誘殺された(図1)。特に、同期間の誘殺数が阿波市吉野町柿原では396頭と、平年(114.6頭)の約3.5倍(図2)、阿波市阿波町下喜来では211頭と、平年(66.7頭)の約3.2倍となった(図3)。
今後、9月上中旬頃から幼虫の発生が多くなると予想されるため、表1、2を参考に薬剤防除を行う。
高松地方気象台が9月4日に発表した1か月予報では、気温は平年より高く、降水量は少ない。また、日照時間は多く期間の前半は気温がかなり高くなると予想されており、発生助長的な気象条件となる。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(提供:徳島県)
(1)新しい食害痕や虫糞を見つけたら、その周辺に幼虫(図4)がいる可能性が高いので、発見次第捕殺する。
(2)作物内に食入した幼虫や成長が進んだ幼虫に対しては、薬剤の効果が著しく低下するため、被害を確認次第、直ちに防除を実施する。
(3)今後の発生動向については、農林水産総合技術支援センターウェブページ内、病害虫防除所の各種データを参考にする。
(4)防除等の詳細については、徳島県植物防疫指針を参照するとともに、薬剤の使用に当たっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。
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