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【注意報】果樹カメムシ類 県南部地域で多発のおそれ 徳島県2025年9月9日

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徳島県立農林水産総合技術支援センターは、果樹全般(特に、カンキツ類、カキ、キウイフルーツ)に果樹カメムシ類(ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ)が県南部地域で多発のおそれがあるとして、9月8日に令和7年度病害虫発生予察注意報第6号を発表した。

写真1:チャバネアオカメムシ、写真2:ツヤアオカメムシ、写真3:クサギカメムシ(提供:徳島県)(提供:徳島県)

徳島県立農林水産総合技術支援センターによると、勝浦町に設置した果樹カメムシ類予察灯への8月第5、6半旬におけるツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシの誘殺数が1177頭と、平年(453頭)の2.6倍誘殺された(図1)。

図1:予察灯における果樹カメムシ類(ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ)の誘殺数(勝浦町)

高松地方気象台が9月4日に発表した1か月予報では、気温は平年より高い予想。今後果樹園への飛来および加害が増加が予想される。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)8月以降は、果樹園周辺の山林や雑木林から「越冬世代の次世代の成虫」が飛来してくるので、園内を巡回し、飛来を確認したら早急に防除を行う。
(2)スギ林やヒノキ林の隣接園では、被害が多くなる傾向があることから、特に飛来状況に注意する。
(3)夕方から夜間を中心に活動するため、夕方に薬剤散布を行うと効果的。
(4)移動性が高いので、広域一斉防除を行い、防除効果の向上に努める。
(5)飛来が続く場合は、継続的な防除が必要で、合成ピレスロイド系剤(IRACコード:3A)は、多発時の防除に適するが、天敵類に影響を及ぼすので同系薬剤を散布した後は、ハダニ類やカイガラムシ類の発生に注意するとともに、多用しない。
(6)薬剤を散布する場合は、風向きに注意し、圃場周辺への薬剤飛散防止に努める。なお、風の強い日の散布は控える。
(7)例年発生の多い園地では、多目的防災網又は防虫ネットを設置する。
(8)今後の発生動向については、農林水産総合技術支援センターウェブページ内、病害虫防除所の各種データを参考にする。
(9)防除については、徳島県植物防疫指針を参照するとともに、薬剤の使用に当たっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。

表1:カメムシ類に登録のある主な農薬(令和7年9月1日現在)

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