初の海外拠点 アイルランド・ダブリンに設立 NEXTAGE2025年9月10日
わさび栽培の自動化を目指すNEXTAGEは8月、欧州市場への事業展開を本格化するため、アイルランド・ダブリンに同社初の海外拠点「NEXTAGE Lab Inc.」を設立した。
NEXTAGEは、独自の屋内型わさび水耕栽培モジュールを開発・提供し、国内での安定生産を実現してきた。今後は、日本食需要が高く、世界の食文化をリードするイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインを中心とするEU圏を第一ターゲットに、わさび栽培モジュールの海外展開を加速する。
今回、欧州展開の起点としてダブリンを選定した背景の一つがEU市場全体をカバーできる戦略的立地。ダブリンは、EU圏へのアクセス性が高く、Brexit後もEU・英国双方へボーダレスでのビジネス展開・物流・営業活動を可能とする希少な拠点といえる。また、海洋性気候で豊富な水資源、年間を通して気温の変動が少なく、1年を通じて比較的穏やかな気候で、わさびの栽培環境が整っている。
新拠点があるダブリンシティ大学オープンイノベーションキャンパス
さらに、現地に既に在住する社員の存在が、初期立上げコストやオペレーションの効率化につながったほか、IT企業の欧州本社が多数集積しており、政府も積極的にテクノロジー分野のスタートアップに特化した攻めの姿勢のエコシステムを構築していることなどが決めてとなった。
拠点での栽培実証準備の様子
ダブリン拠点では、まず屋内型のわさび水耕栽培施設を立ち上げ、日本国内同様に安定した品質のわさび栽培が海外でも再現可能であることを実証。さらに、現地での営業活動を推進するショールーム機能も担い、欧州のレストランや卸業者、シェフ、食品関係者への導入提案を行う。
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