フェイガーとfarmo 持続可能な農業の実現に向け業務提携2025年9月18日
株式会社フェイガー(東京都千代田区)は9月17日、株式会社farmo(栃木県宇都宮市)と、持続可能な農業の実現および両社事業の発展を目的とした業務提携契約を締結したことを発表した。
フェイガーは、稲作における中干し期間の延長を通じた温室効果ガス削減を推進し、削減量をカーボンクレジットとして価値化する仕組みを提供。その成果を企業や自治体とつなげることで、環境負荷低減と農家の収益向上を両立するモデルを構築している。
一方、farmoは「農家に寄り添うスマート農業」をコンセプトに、水田の水位センサーや自動給水システムをはじめとするスマート農業ソリューションを提供。稲作農家の水管理作業を大幅に効率化し、現場負担の軽減と収量安定化に寄与してきた。
今回の提携は、両社の強みを掛け合わせることで「環境に配慮しながらも農業現場にとって無理なく取り組める仕組み」の構築を目的としている。第一フェーズとして「中干し延長申請におけるオペレーション負荷軽減」を進め、技術連携とシステム開発を通じて、生産者の作業効率化・リスク低減・収益向上を一体的に支援していく。
同提携に基づき、両社は以下の取り組みを推進する。
◎協業内容
・農業IoTインフラ整備
・水位センサーとクレジット申請システムのUI/UX連携開発
・共同マーケティングによる両社ソリューションの普及拡大
・中干し延長方法論実施における生産者リスクの低減
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