ケイトウ「フランマ」シリーズ 営利生産者向け種子を発売 サカタのタネ2025年12月25日
サカタのタネは、高温条件下でも退色しづらく分枝性に優れたケイトウ「フランマ」シリーズの営利生産者向け種子を2026年1月下旬から発売する。
ケイトウ「フランマ」シリーズ
「フランマ」シリーズは、草丈約40~50cmの羽毛系ケイトウ。分枝性に優れ、高温条件下でも鮮やかな花色を維持できる。
ケイトウは耐暑性のある品目のうちの一つで、初夏から秋の植栽で活用されている。中でもニーハイタイプと呼ばれる草丈40~50cmほどの品種は花壇で使いやすく需要がある。同社はこれまで羽毛系ケイトウとして極わい性の「ゆかた」、わい性の「きもの」、中高性の「センチュリー」(草丈50~80cm)を展開してきたが、新たに中高性の「フランマ」を追加し、羽毛系ケイトウのバリエーションを拡充した。
「フランマ」シリーズは「ブライトレッド」「オレンジ」「レッド」「ピンク」「ゴールデン」「レッドウィズブロンズリーフ」「ローズXL」の7色を展開。シリーズの中でも特に「フランマ ゴールデン」は、夏の高温期でも鮮やかな発色を長期間維持でき、公園花壇の管理者から高く評価されている。また、「フランマ ピンク」は、人気のピンク系の花色で花壇の主役としても活用できる。
「フランマ ピンク」は花や野菜の新品種の審査会「オール・アメリカ・セレクションズ」(AAS)でも評価され、2025年度の「National Winner」を受賞。なお「フランマ オレンジ」も耐暑性と花持ちのよさが評価され、2022年度の「National Winner」を受賞している。
「フランマ」シリーズは各品種1袋1000粒入りで3740円(税込み)。全国の種苗店、JAルートを通じて販売する。
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