高水分の水稲収穫に適応可能なコンバインの車速制御技術 井関農機と開発 農研機構2026年3月2日
農研機構と井関農機は、コンバインによる収穫作業中に穀粒水分に応じて作業速度を自動制御する車速制御技術を共同開発した。同技術により、降雨後や朝露が付着した高水分の水稲を収穫する際も、従来と比べて穀粒損失を約1/3まで低減。作業可能な時間帯が増え、コンバインの1日当たりの作業面積を約3割拡大することが可能となる。
図1:開発機の外観
コンバインによる収穫作業では、籾が十分に乾燥していない場合、本来収穫すべき籾の一部が誤って機体後方から排出されてしまい、穀粒損失が生てしまう。このため、穀粒水分が高くなる朝夕の時間帯は収穫作業が行われていないという課題があった。
図2:車速制御技術の概要
今回開発した技術は、籾の湿り具合(穀粒水分)に応じて、コンバインの車速を自動制御するもので、収穫すべき籾が排出されてしまうのを防ぐことができる。実際にこの技術を用いて、降雨後や朝露が付着した高水分状態の水稲を収穫した場合、従来と比べて穀粒損失を約1/3まで低減。これまで収穫作業が行われていなかった朝夕の時間帯にも作業が可能となり、仮に朝夕それぞれ3時間ずつ作業時間を拡大した場合1日当たりの作業面積は約3割拡大するなど、担い手にとって、水稲の作付け拡大や生産性向上に寄与する技術となることが期待できる。
表1:性能試験結果
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】クサシロキヨトウ 県内で初めて確認 沖縄県2026年3月2日 -
【注意報】サトウキビにメイチュウ類奄美地域で多発のおそれ 鹿児島県2026年3月2日 -
3月の野菜生育状況と価格見通し ばれいしょ、たまねぎ等 平年の価格を上回って推移 農水省2026年3月2日 -
飲食店向け「カスタマーハラスメント」対策ガイドラインを策定 農水省2026年3月2日 -
JR-Crossと「ニッポンエール」コラボ飲料「栃木とちあいか 苺」新発売 JA全農2026年3月2日 -
バッテリー診断技術を有する電知と資本業務提携 JA三井リース2026年3月2日 -
地震時の地すべり移動量を簡便に推定 能登半島地震災害の復旧を支援 農研機構2026年3月2日 -
高水分の水稲収穫に適応可能なコンバインの車速制御技術 井関農機と開発 農研機構2026年3月2日 -
サタケ創業130周年を迎える ~米一粒を磨く、その技術に感謝と愛を込めて~2026年3月2日 -
「人的資本経営品質2025」を受賞 人的資本調査で評価 井関農機2026年3月2日 -
古米の概念を問い直す「泉大津市熟成米プロジェクト」始動 大阪府泉大津市2026年3月2日 -
3月の飲食料品値上げ684品目 前年比7割減、一服感強まる 帝国データバンク2026年3月2日 -
佐賀県の新品種かんきつ「にじゅうまる」まる搾りで提供 青木フルーツ2026年3月2日 -
「コープみらい・くらしと地域づくり助成」47団体へ総額822万3308円を助成2026年3月2日 -
保育園で「食品ロス」「マイクロプラ」特別授業 ワーカーズコープと連携 パルシステム連合会2026年3月2日 -
尾道ラーメン老舗・東珍康「監修付きご当地麺」に新商品 日本生協連2026年3月2日 -
日本ニュートリションを総代理店に 飼料添加物・機能性飼料を販売開始 エス・ディー・エス・バイオテック2026年3月2日 -
生協宅配支える業務改善事例競う「パルラインカップ」開催 パルライン2026年3月2日 -
山形県庄内地域で「ローカルSDGs」実践 地域循環共生圏構築へ「5者包括連携協定」締結 生活クラブ2026年3月2日 -
パレスチナ・ガザ地区の人道危機へ救援カンパ開始 生活クラブ連合会2026年3月2日


































