機能性野菜が充実 タキイ種苗が新品種説明会2014年11月13日
タキイ種苗は11月12日、種苗・園芸店、JA、生産者、市場・流通関係者などを対象にした新品種説明会「2014 秋期農場オープンデー」をタキイ種苗茨城研究農場(茨城県稲敷郡)で開催。約1500人が来場した。
このイベントは、秋冬野菜の見ごろにあわせて、同社の最新品種などを実需者向けに紹介するイベント。
今回は今年新発売したトマト「桃太郎ピース」、ダイコン「秋の翼」などの新品種に注目が集まった。そのほか、ニンジン「京くれない」、ホウレンソウ「弁天丸」、ミズナ「紅法師」などの機能性野菜「ファイトリッチ」シリーズの特設コーナーも設け、来場者にアピールした。
ファイトリッチシリーズは、リコピン、アントシアニンなど野菜の色素成分に着目して開発された同社のプレミアム野菜品種で、従来の野菜品種に比べて機能性成分を多く含んでいる。 このうちのひとつであるミズナ「紅法師」は、キレイな赤紫色の軸を持つ。緑色の葉とのコントラストが非常に鮮やかに育つ。加熱調理しても赤紫色の色抜けがほとんどなく、シャキシャキとした食感とくせのない食味が特長だ。用途や出荷形態にあわせて幅広いサイズで収穫することができるため、「生産者や健康志向の高い消費者に向けて販売促進したい」としている。
このほか、会場には同社オリジナルの草花品種や資材なども多数展示され、多くの人が説明に耳を傾けた。
(写真)
上:ニンジン新品種の説明をうける参加者ら
下:ファイトリッチの特設コーナーも注目された
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