「歩行型たまねぎ収穫機ボニータ」新発売 クボタ2015年2月5日
タマネギ収穫作業の省力化実現
近年、タマネギ農家の規模拡大や高齢化に伴い、特に重労働である収穫作業の大幅な軽労化、効率化のニーズが高まっている。こうしたニーズに応えるため、クボタはこのたび、新らしい歩行型たまねぎ収穫機を開発したものだ。
「クボタ歩行型たまねぎ収穫機ボニータ」の発売型式は、OH-4、OH-4MS、OH-4MSRの3型式で、次ぎのような特長がある。
▽ハンドルの押下げ荷重を低減することで、枕地での旋回性能の向上を図り、高齢者や女性ユーザーにも楽な収穫作業ができる。
▽切断部の構造を見直し、切断カッターのかかり代(しろ)を大きくすることで、切れ漏れを抑制、また搬送速度のスピードアップにより、茎葉をムラなく流し、切断性能がアップした。
▽整地板・整列ローラーの採用により、畝の上にタマネギを綺麗に整列させることで、拾い上げ作業時の手作業が低減できる。
▽これまでの位置決めベルトの構造を、よりシンプルな設計にすることで、茎葉の詰まり、溜まりが抑制され、ベルト交換が容易に行え、メンテナンスが楽になった。
引き起こし部のシャーピン取り付け位置を、一箇所に集約することで、交換作業を楽にし、メンテナンス性を向上させた。
▽適応畝高さを、これまでの最大25cmから30cmまで広げることで、水田転作畑や積雪のある新興産地などの高畝に対応できる、など。
「歩行型たまねぎ収穫機ボニータ」の価格は、OH-4で135万円、OH-4MSRが150万8760円(共に税込)。平成27年3月より全国発売される。
この商品に関する問い合わせは、クボタ・関連商品営業部TEL:06-6648-2097まで。
(写真)
クボタ歩行型たまねぎ収穫機ボニータ OH-4MS
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