宮城県とヤンマーアグリジャパン 農業分野に関する連携協定を締結2022年3月24日
宮城県はヤンマーアグリジャパン株式会社と「農業分野に関する連携協定」を締結する。同社が自治体と農業分野における連携協定を締結することは、同県が全国初。
同県では「第3期みやぎ食と農の県民条例基本計画」の達成に向けて「共創力強化」を図りながら各施策を展開、農業算出額の増加や持続可能な農業の実現等を目指している。大幅な米価の下落に対応するため、園芸作物や子実トウモロコシなど、新たな作物を栽培した水田のフル活用に向けた取り組みが求められていたが、行政だけで対応できる範囲は限られており、民間企業等を含めた取り組みが求められていた。このたび、農業の効率化により「持続可能な農業」を目指している同社と連携し、一連の取り組みを進めることとなった。
主な取り組みとして、ICT・新技術活用により生産性を向上させ、低コストで環境に配慮した持続的な食料生産体制の構築を目指すため、水田フル活用に向けた技術実証や施設園芸栽培の省力技術の実証を進める。さらに、次代の農業を担う人材の確保・育成のために、スマート農業普及活動における共同活動や教育機関との連携も進める。また、県産農産物の新たな需要創出に向けて食品関連産業との連携によるサプライチェーンの構築も目指し、地域社会の活性化および県民サービスの向上にも取り組む。
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