「真吟の会」全国から酒蔵など39社が参加 サタケ2024年9月26日
9月20日、株式会社サタケで「真吟の会」が初開催され、全国から酒蔵や委託精米会社など全39社が参加し情報交換を行った。
「第1回 真吟の会」のようす
「真吟※」は米の形状で日本酒の酒質が変わる新精米技術。米を玄米の形状のまま平たく削る真吟精米は、従来よりも効率よく雑味のもととなるタンパク質(米の表面付近に多く分布)を取り除くことできるため、よりすっきりとした繊細な酒を醸すことができる。
真吟酒試飲のようす
「真吟の会」は、真吟米の特性や醸造方法に関する意見交換や事例紹介などを行い、日本酒の新たな価値創造と普及を目的に、9月20日に創設された。同日、同会に参画している真吟酒を醸造する酒蔵、真吟米の委託精米会社とサタケの計39社が集い、第1回を開催し、活発な意見交換や試飲などが行われた。
真吟精米の特性について発表したサタケプラント営業部支援部長(酒米担当)の新山伸昭は「今までほとんど誰も使ったことがなかった真吟米による日本酒造りは未知の領域。日本酒を醸す酒蔵と精米のプロである委託精米会社、そして精米機器メーカーのサタケで情報交換を行うことで真吟米醸造法への理解がより深くなるはず」とコメントしている。
※サタケは、扁平・原形精米に由来する技術・米・酒の総称として「真吟(しんぎん)」と命名
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】シロイチモジヨトウ 全道で多発に注意 北海道2025年8月25日
-
【JAの安心・安全な24年産米調査】25年産主食用 作付増加傾向(1)2025年8月25日
-
【JAの安心・安全な24年産米調査】25年産 飼料用米の作付け減少(2)2025年8月25日
-
【JAの安心・安全な24年産米調査】24年産で高温耐性品種の割合増える(3)2025年8月25日
-
水稲用除草剤「ノックアウト楽粒」の効果・作業性は? 2年連続導入の生産者に聞いた 北興化学工業2025年8月25日
-
【人事異動】JA全中(9月1日付)2025年8月25日
-
ひとめぼれの概算金2万8000円 「3000円台で安定供給」 全農いわて2025年8月25日
-
観光地の熱海再生に学ぶ 新たな事業創造の実践【JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト】2025年8月25日
-
耕畜連携・資源循環ブランド「3‐R」6周年フェア 広島のみのりカフェで開催 JA全農2025年8月25日
-
特大野菜と岡山県産豚の"晴ればれバーガー"を期間限定販売 JA晴れの国岡山2025年8月25日
-
県のオリジナル新品種「桃太郎トマトシルク」をPR 天満屋ストアでイベント開催 JA晴れの国岡山2025年8月25日
-
【農と杜の独り言】第3回 コンテストが園芸博の特色 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年8月25日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」山梨県で大玉で濃厚な甘みの すもも「皇寿」を収穫 JAタウン2025年8月25日
-
【推しの子】コラボの福島県産もも 好評で追加注文受付開始 JAタウン2025年8月25日
-
北海道産牛乳・チーズを買って当てよう「Choose!&Cheese!キャンペーン」ホクレン2025年8月25日
-
ジャガイモシストセンチュウ類 新たな土壌検査法を開発・検査サービス開始 農研機構2025年8月25日
-
日本の農業技術をインドへ エムスクエア・ラボと共同事業開発契約を締結 誠和2025年8月25日
-
世界初スイッチ型分解ペーパーポット 持続可能な農業資材を開発 ニッテン2025年8月25日
-
化学工学会の粒子・流体プロセス部会主催国際シンポジウム「MMPE2025」に協賛 丸山製作所2025年8月25日
-
LED植物工場で「甘くて栄養価の高いミニトマト」安定生産に成功 東京大学2025年8月25日