ネギ価格、前月比124% 2月の青果物市場2014年4月3日
農水省は3月31日、主要卸売市場(※)における平成26年2月の青果物卸売市場調査結果を公表した。野菜は、数量が前年同月並だが価格は上がった。果実は、数量が減り価格が上がった。
【野菜】
全体の卸売数量は60万7000tで前年同月並みだった。前月比では2%増だった。卸売価格は1kgあたり206円で、前年同月比6%上昇、前月比では6%低下だった。全体の卸売価額は1247億円だった。
品目別で、1kgあたりの価格が前年同月に比べて上がっているのは、タマネギ137円(151%)、ネギ397円(130%)、ホウレンソウ427円(116%)など。ネギは数量が1万8000tで前年同月に比べて1割ほど少ない。価格は対前月比で24%上昇、対平年比で16%上昇していた。
一方、前年同月比で価格が下落しているのは、レタス196円(25%下落)、ハクサイ62円(9%下落)、ダイコン83円(9%下落)など。レタスは数量が3万1000tで同15%増だった。

【果実】
全体の卸売数量は18万4000tで、前年同月比1%減、前月比では5%増だった。このうち、国産は15万1000tで前年同月比2%増、輸入は3万4000tで同8%減だった。 1kgあたりの卸売価格は325円で、前年同月比6%上昇、前月比でも4%上がった。
品目別では、イチゴが数量1万7000tで前年同月比5%減、価格は1197円で同7%上昇した。卸売価額は204億円。ミカンは数量5万tで同7%増で価格も209円で同6%上昇していた。卸売価額は104億円。

(※ 主要卸売市場とは、全国の主要都市にある青果物卸売市場81市場(127卸売会社)をさす)
(関連記事)
・3大施策の深化図る JA全農が事業計画 (14.04.02)
・住友化学 野菜加工会社を設立(2014.03.12)
・キャベツ価格平年比2割増 1月の青果物市場(2014.03.03)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































