ダイコン新品種「冬神楽」発売 タキイ種苗2018年8月6日
タキイ種苗(株)は、ダイコン新品種として、秀品率が高く、加工・業務、青果兼用の冬どりの「冬神楽」を発売する。
最近は、生活スタイルの変化でダイコンの購入形態が変化し、現在、ダイコン生産量の約6割が加工・業務用と推定され、青果の購入が減少してきているという。実需者の求める基本的な品質は「肉質の白さ」「肉質が緻密でかたい」ものと、これまでの青果に求められてきたものとは異なるものとなっている。
一方で生産者も、不安定な気象条件下でも安定供給するために、栽培技術を駆使し、安定した品質・収量確保に努力している。
今回、タキイが新発売する「冬神楽」(=写真)は、病害や生理障害に強く、加工・業務用の適正にも優れたものだ。
◎主な品種特性
▽曲がり根の発生が少なく、秀品率が高い
▽ス入りや裂根、空洞症などの生理障害の発生が少ない
▽萎黄病には安定した耐病性を示す
▽低温時期でも緑肉になりにくく、汎用性のある肉質なので、漬物・おろし、刺身のツマなど幅広い用途に適している
▽在ほ性と晩抽性に優れているので、暖地での早春(3月)どりも可能な冬どり品種
◎希望小売価格(税込み)
▽小袋(約440粒):626円
▽20ML:1350円
▽2DLスタンドパック:1万1664円
▽ペレット種子(3L5000粒):9936円
(関連記事)
・長ナスの新品種「PC筑陽」を新発売 タキイ種苗(17.12.03)
・酸素供給剤『オキソパワー5』 タキイ種苗(17.07.31)
・研究農場秘伝の種まきツール商品化 「カリカリくん」 タキイ種苗(17.06.29)
・軟腐病に強い夏系品種ダイコン 「夏巡り(なつめぐり)」 雪印種苗(17.04.14)
・【時の人 話題の組織】初田 和雄・タキイ種苗(株)代表取締役専務 ひと粒のタネが農業を元気に(16.02.10)
・タキイのダイコン「耐病総太り」発売40周年(14.08.26)
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米の支援 見直しを 財政制度等審議会が建議2025年12月3日 -
緑茶の輸出額 前年比2.3倍 農林水産物・食品の10月輸出実績2025年12月3日 -
JA貯金残高 108兆731億円 10月末 農林中金2025年12月3日 -
米の安定供給どう支える? 直接支払めぐり論戦 共助の「基金」提案も2025年12月3日 -
平和的国防産業の寿命【小松泰信・地方の眼力】2025年12月3日 -
【農と杜の独り言】第6回 野菜・あなたのお生まれは? 食の歴史知る機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月3日 -
童門氏の「恕」 混迷時こそ必要 "協同のリレー" JCA客員研究員・伊藤澄一氏2025年12月3日 -
【異業種から見た農業・地域の課題】担い手が将来展望を描けること 金融×人材×資源で強靭な地域に 一消費者の視点から 元大蔵省・藤塚明氏に聞く2025年12月3日 -
ご当地牛乳「リソルホテルズ」でウェルカムドリンクとして提供 JA全農2025年12月3日 -
毎年大人気!希少な岐阜の「堂上蜂屋柿」を販売開始 JAタウン2025年12月3日 -
稲作生産者の生産現場に密着 生産者ドキュメンタリー動画を公開 JA全農2025年12月3日 -
JAタウン「ホクレン」北海道醸造の日本酒10商品「送料負担なし」で販売中2025年12月3日 -
冬休みの牛乳消費拡大を応援「メイトー×ニッポンエール 冬のおいしいミルクコーヒー」発売 JA全農2025年12月3日 -
「佐賀県産うれしの茶フェア」5日から全農直営19店舗で開催 JA全農2025年12月3日 -
病院経営の改善に求められる課題は? 「医療の質と生産性向上」セミナー 日本文化厚生連2025年12月3日 -
安全性検査クリアの農業機械 1機種7型式を公表 農研機構2025年12月3日 -
【人事異動】日本製紙(2026年1月1日付)2025年12月3日 -
鶴岡共乾施設利用組合第1回総会開く JA鶴岡2025年12月3日 -
【役員人事】井関農機(12月1日付、12月31日付、1月1日付)2025年12月3日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月3日


































