酸素供給剤『オキソパワー5』 タキイ種苗2017年7月31日
タキイ種苗は、根張りの向上による増収が期待され、約4~5カ月間にわたり、土壌に酸素を供給する持続型酸素供給剤『オキソパワー5』を全国の種苗店を通じて2017年8月1日より発売する。
近ごろは全国各地での天候不順やゲリラ豪雨が増加しているが、それが土壌中での『酸素』不足になる一因になっている。
一般的に野菜や花は、土壌中で酸素が不足すると、生育不良につながることが知られている。
それは、
△根を構成する細胞も呼吸をしており、酸素が不足すると根の生育が十分進まず、生育が遅れる。
△集中豪雨等で降水量が土壌の排水性を上回り、滞水することで根が窒息して根腐れが発生する。
△土壌中の酸素濃度が低下すると、肥料の吸収率が下がる。
ことにある。
健全な根の生育は栽培を安定させることから、最近、酸素供給剤の需要が高まり、改めて見直されている。
今回タキイ種苗が新発売する『オキソパワー5』は、こうした産地や生産者の需要をもとにタキイ種苗が企画し、保土谷化学工業が開発・製造したもので、反あたり4~6袋(1袋10kg)を土壌均等に散布し混和することで、製品が土壌中の水分と反応して、酸素と消石灰に分解される。
そのため、本剤の特長は、
△約4~5カ月間の長期にわたって効果が持続する。
△製品1袋(10kg)で酸素を約400L供給する。
△粒状タイプで散布がしやすく土壌のしまりを軽減しながら、スムーズな根の伸長を実現する。
タキイでは、従来の製品より効果が長期間に持続するので、植え付けから収穫までが栽培期間が長いイチゴ、アスパラなどの品目、植え付け後に梅雨や秋雨をまたぐ作型、排水不良になりがちな水田裏作やしまりやすい圃場での使用を期待している。
●価格(小売価格)は4860円(税込・送料別)/10kg(10袋未満は2袋単位の出荷・送料別途請求。10袋以上の場合は、送料元払い)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類・花き類にタバコガ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年10月20日
-
【注意報】野菜類、花き類にチョウ目害虫 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年10月20日
-
【注意報】野菜類、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年10月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】今の日本経済にアホエノミクスは要らない 弱者切り捨て政策再び2025年10月20日
-
JAの良さ生かす内部統制 役員の役割、具体例から学ぶ コンプライアンス実践トップセミナー2025年10月20日
-
組織に求められるガバナンス・内部統制と理事の役割 アクセンチュア・プリンシパルディレクター信森穀博氏2025年10月20日
-
スマホやPCから入院・手術共済金請求を可能に JA共済アプリ新機能「Web請求」 JA共済連2025年10月20日
-
「ハロウィンスイカ」10月限定で出荷 約4000玉を見込む JA菊池2025年10月20日
-
すかいらーくHD発行のサステナビリティボンドに投資 JA共済連2025年10月20日
-
飛騨牛が30%OFF「JAひだ」合併30周年特別記念セール開催中 JAタウン2025年10月20日
-
石川の米や能登牛など約40商品「お客様送料負担なし」で販売中 JAタウン2025年10月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「パレード15フロアブル」 日本農薬2025年10月20日
-
首相選挙で見せた一部の野党の醜さ【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月20日
-
食痕から「カモ被害」を識別する標準作業手順書を公開 農研機構2025年10月20日
-
公式キャラクター「トゥンクトゥンク」と「きぼうの種」が宇宙へ 帰還後にGREEN×EXPO 2027で展示 国際園芸博覧会協会2025年10月20日
-
鈴木宣弘氏の緊急提言 文春新書『令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか?』発売2025年10月20日
-
福島県有数の米どころ 大玉村産初のブランド米「あだたらの恵」発売2025年10月20日
-
丸かじりできる涙の出ないタマネギ「スマイルボール」2025年収穫分を販売開始 ハウス食品2025年10月20日
-
ストレス発散に ザクッと砕ける「雷砕あげ 旨塩だれ味」新発売 亀田製菓2025年10月20日
-
物価高騰でふんばる「こども食堂」渋谷区ふるさと納税型クラファンで募集中 むすびえ2025年10月20日