トマトに関する意識調査を実施 タキイ種苗2018年10月4日
タキイ種苗は10月10日のトマトの日にちなみ、トマトに関する意識調査を全国20~60代の男女300人を対象に実施した。
今回の調査で、85%が「トマト好き」と判明、3年連続で上昇していた。理由は75%が「おいしい」と答え、これに続き「健康に良い」「リコピンが豊富」「栄養がある」などトマトの健康効果への期待が大きい。
摂取頻度は73%が「週1回以上」で、「ほぼ毎日」も20%おり、95%が「1か月に1度以上」は食べていた。
購入の決め手は「価格重視」が56%、「形・見た目」が50%、「味」が40%で、トマトの味には定評があり、購入時にあまり重視されないらしい。
(上のグラフをクリックすると大きな画像が表示されます。)
また、83.7%が「機能性成分を多く含むトマトを積極的に食べたい」と回答し、健康・美容効果への期待が大きい。
82%がトマトに「健康に良い」イメージを抱き、43%が「健康のために摂取頻度が増えた」と答えている。統計開始以来最も暑い今夏は23%が「夏バテ防止に食べる」と回答していた。
好きなトマト料理・自宅で作るトマト料理は、「サラダ」が77%と76%でトップ。ピザやパスタがこれに続く。「トマトの加工料理を作りたい」と答えた人は6割。作ったことのあるトマト料理の1位は「トマトスープ」。作ってみたいトマト料理は「トマトペースト」「トマトピューレ」「ケチャップ」「トマトソース」など調味料が多く、手作りしたい理由は「添加物が含まれない」が45%、「生鮮野菜を使いたい」が39%、「栄養分が多い」が34%で、作り置きしている様子がうかがえ、SNSで注目を集めている「丁寧な暮らし」の実践の一端が垣間見られる結果となった。
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