目指せナンバーワン がんばれ世界のJA職員!2018年4月11日
今春、JAおよびJAグループに入られた新卒職員の皆さん、ご入組・ご入会おめでとうございます。皆さんの今後のご活躍を大いに期待しております。
JAグループも今、新しい時代を迎えています。時代変革の大きなうねりが日本全体に押し寄せ、私どもJAグループにとりましても、その影響度、荒波はとうてい無視できるものではありません。
グローバル化・新自由主義の進展・少子高齢化・資本主義の行き詰まり・経済成長の伸び悩み等により、世界的に格差・分断が拡大しつつある今日、私どもJAグループは協同組合としての原点に立ち、今こそJAグループの良さ、本来の力を発揮すべき時です。まさに、私たちの仕事は時代が求めており、時代の最先端を行く仕事であります。
そして世界の総人口が90億人を超える日が近いという将来予測のなか、安心・安全でおいしい食料を安定的に確保していくことは、人類の喫緊の課題であります。そのことに大きく寄与することも私たちJAグループの大きな使命であります。
そのような大きな使命を持つJAグループに、こころざしを高く持って入られた皆さんの活躍の舞台は整っています、皆さんの仕事は時代の最先端の仕事であり、世界ナンバーワンを目指せる仕事であります。日本の黒毛和牛の希少性と品質への評価が世界的に高まっているように、日本の食に対し、世界が注目しています。
まさに世界の食を日本が引っ張る時代も夢ではありません。そのときに日本の食の中核をなすのが、農家組合員が心を込めて大事に育てた農畜産物であります。
世界ナンバーワンの日本の食を実現するために、世界ナンバーワンの農畜産物が必要であり、それを作っていくのが私どもJAグループの農家組合員です。皆さんはそのようなナンバーワンを目指す農家組合員といっしょに仕事ができるナンバーワンのJA職員を目指してほしいのです。
全国津々浦々にJAがあり、それぞれに素晴らしい農家組合員がおられます。全国のJA・農家組合員がそれぞれに手を取り合い、「チームJA」として日本の食の向上に努めれば、必ずや世界ナンバーワンの日本の食が実現し、国内の人のみならず、世界の人々を幸せにすることができます。
そのときに農家組合員とともにがんばり、組合員の信頼のパートナーになってもらうのが、JA職員である皆さんです。
格差・分断がより拡大し、個々人の孤独感・孤立感がますます高まっていくことが懸念される今日、JAが連帯と信頼をベースに日本で、それぞれの地域で果たすべき役割はとても大きいものがあります。総合事業を営むJAだからこそ、組合員と地域の安心・安全の拠り所となることができ、さまざまな事業活動の成果を地元に還元しつづけることができます。
そうした大きな使命と役割を担うJAは、若い皆さんの大いなる力と情熱を求めていますし、間違いなく皆さんの活躍の場は、今後大きく拡がっていきます。
ナンバーワンを目指す皆さんの今後に大いに期待します。「がんばれ!世界のJA職員!」。
(写真)下小野田寛・JA鹿児島きもつき代表理事組合長
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 栃木県2025年8月20日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 香川県2025年8月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】暗号資産危機に日本はどう対応するつもりなのか 怪しげな仮想空間憂う2025年8月20日
-
富富富2万6800円、コシヒカリ2万6000円に 「精米5kg3000円台で買えるように」 全農とやま2025年8月20日
-
コシヒカリ2.6万円 全農あおもり、概算金の目安示す 「リスク取って集荷」2025年8月20日
-
魚沼産コシヒカリ3万2500円 全農にいがた、概算金決める 背景に作柄不安と集荷競争2025年8月20日
-
随契米 販売期間を延長 10万t未引渡し 農水省2025年8月20日
-
ぞうさん♪ぞうさん♪本当に作れるの?【小松泰信・地方の眼力】2025年8月20日
-
サザエさん一家の「もりのわ」話 吹き出しコンテスト 受賞作品決定 農水省2025年8月20日
-
「8月29日は焼き肉の日」キャンペーン 50人に飛騨牛1万円相当が当たる 飛騨牛銘柄推進協議会2025年8月20日
-
水稲栽培のメタンガス排出量・生育状況を調査 JA全農ひろしまと広島大学の共同研究2025年8月20日
-
酪農感謝祭2025開催 JA北宗谷青年部が豊富町で酪農PRイベントを実施2025年8月20日
-
「生産者応援キャンペーン」第4弾は「和牛」がお得 JAタウン2025年8月20日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(続報)NOSAI全国連2025年8月20日
-
季刊『うかたま』創刊20周年記念キャンペーン開催 農分協2025年8月20日
-
サブサハラアフリカのリン欠乏水田でコメ増収を実現 国際農研2025年8月20日
-
TICAD9 農林水産省セミナー「国際共同研究が育む未来」開催 国際農研2025年8月20日
-
賃貸経営の悩みに応える「空室対策セミナー」初開催 ジェイエーアメニティーハウス2025年8月20日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月20日
-
持続可能な未来へ植物工場の可能性「第2回JPFA植物工場国際シンポジウム」開催2025年8月20日