小金井研修所を小平市に寄附 農林中央金庫2014年3月28日
農林中央金庫は２月に竣工した品川研修センターの開設にともない、これまでの小金井研修所を閉鎖し、同研修所の一部を小平市に寄附した。３月27日に小平市役所で寄附セレモニーが行われた。
小金井研修所は昭和39年に農林中央金庫創立40周年を記念し、運動場と研修所建設を目的に用地を取得した。開設後は研修のほか、農林中央金庫の職員の運動会、全国信連野球大会などのイベントに活用してきた。
同研修所は創立90周年事業の一環として新設された品川研修センター開設にともなって３月末で閉鎖する。これを機に小平市に敷地と建物を寄附することにした。この敷地は後期旧石器時代の暮らしを知ることができる国内有数の鈴木遺跡内にあり、小平市は国指定史跡をめざし公園として整備する方針だという。
セレモニーで宮園雅敬副理事長は「半世紀にわたり環境に恵まれた小金井研修所で多くの人材を育成できたことは、小平市と地域の理解と協力の賜物。（今後は）食と農を意識した地域の皆様に有効に活用していただける施設となるようお願いしたい」などとあいさつした
（写真）
小林正則・小平市長（左）に寄付する宮園副理事長
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