来館者の視線集める 野菜のアートを展示 JA共済連2016年5月12日
JA共済連は5月12日から、東京都千代田区のJA共済ビル正面口ロビーに「旬の国産野菜アート」の展示を行っている。
旬の国産野菜や果物を「見る」「食べる」楽しさを多くの人に伝えることで、野菜の消費拡大につなげることを目的として展示。JA共済連の担当者は、「農業協同組合の一員として、野菜への興味・関心を広げていきたい」と話し、「来館者や地域の人々に興味を持っていただければ」と語った。
日本野菜ソムリエ協会認定の「ベジフルフラワー」に、旬の野菜を使った特別企画で、今回は5月の旬野菜「アスパラガス」を中心に長ネギや紫キャベツ、マイクロトマトなどを使った作品「ラジェート・メブキ」が展示された。制作者の中澤洋子氏は「野菜の個性を活かした展示を大切にしている。今回はアスパラガスの形状から、スタート地点に立った人たちが夢や希望に向かう、矢や方向をイメージ。またタラの芽などの山菜を使い、春の芽ぶきを表現した」という。
「ベジフルフラワー」は規格外の農作物なども使って展示し、見て楽しんだ後に参加者などに食べてもらうアート。中澤氏は「一般の人に規格外の農作物も『おいしい』と知ってもらうきっかけになってほしい」と話す。
野菜アートは今年度中、8月と12月を除いて毎月展示を行う予定で、日程は未定。生の野菜を使った作品のため、展示期間は5日ほどとなっており、今回は18日ごろまでの展示予定となっている。
(写真)「ラジェート・メブキ」と中澤洋子氏
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