平成30年農業景況DI天候不順響き大幅低 下 日本政策金融公庫2019年3月20日
日本政策金融公庫農林水産事業は、融資先の担い手農業者を対象に「農業景況調査(平31年1月調査)」を実施した。平成30年の農業景況DIは▲11.1 となり、前年の過去最高値(21.2)から大幅に低下し、マイナスに転じた。
天候不順や価格の低下などが影響したもので、特に稲作(北海道)や養豚、採卵鶏などの業種で大幅なマイナスとなっている。
平成31年の景況DI見通しは、稲作や畑作、きのこなどの業種で持ち直しの動きが見られ、3.2と再びプラスに転じる見通し。
<調査結果のポイント>
○農業景況DIは大幅低下。価格低下の影響大きく。
○農業全体が低調の中で酪農・果樹・ブロイラーは好調を維持
○平成31年通年の景況DIはプラス値となる見通し
○雇用DIは大幅マイナスが継続、深刻な労働力不足 、深刻な労働力不足 の状況が続く
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