米粉パンに適した新品種「ゆめふわり」2013年9月20日
農研機構東北農業研究センターは、米粉パン用水稲新品種「ゆめふわり」を開発した。
「ゆめふわり」は、パンの品質に影響を与える損傷でん粉の割合が少なく、あきたこまちや低アミロース米のスノーパールよりも粒径の小さな米粉に製粉することができる。そのため、やわらかく、しっとり、もっちりとした食感のおいしい米粉混成パン(小麦粉に米粉を1?5割程度混合してつくるパン)をつくることができる。
「ゆめふわり」の栽培は、出穂期・成熟期、収量性はあきたこまちとほぼ同じで、あきたこまちよりも稈長が短く倒れにくい品種だ。
現在、秋田県の一部産地で試験栽培が行われているが、今後、米粉利用の普及に貢献するを期待しているという。

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