秋田の仮渡金1000円増 コメ需要の伸び反映するも高温障害に懸念残す2023年9月8日
JA全農あきたは、秋田県内の各JAに示した2023年産米の仮渡金(概算金)を、「あきたこまち」、「ひとめぼれ」で2022年産米に比べて60キロ当たり1000円増額することを明らかにした。高価格帯の米「サキホコレ」でも200円増と、全体に上昇傾向がみられた。一方で今年の作柄は、高温障害への影響が懸念されるという。
JA全農あきたが各JAに示した2023年産米の仮渡金(概算金)は、「あきたこまち」が1万2100円、「ひとめぼれ」が1万1500円で、いずれも2022年産米より1000円増額する。高価格帯の米「サキホコレ」は、1万4800円と200円増で1年ぶりの増額となる。
JA全農あきたの関係者によると「民間在庫量の減少をうけて「コメ余り」状態が緩和しているため、コメの需要が伸びたことと、肥料の価格高騰による生産コスト増を反映した」という。一方で、「先日試験的に刈り取ったコメに、高温障害の影響をうけたものが見られた。本格的な刈り取りの時も、白未熟などの高温障害をうけたものが多いだろうと懸念している」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日