栃木の仮渡金(概算金)主要銘柄で1万円の大台 主食用米の復調背景に2023年9月12日
JA全農とちぎは、県内の各JAに示した2023年産米の仮渡金(概算金)を「コシヒカリ」で1万2300円「なすひかり」で1万1700円とし、2022年産米に比べて60キロ当たり1800円~2200円増額することを明らかにした。
JA全農とちぎが県内の各JAに示した2023年産米の仮渡金(概算金)は、主要銘柄の「コシヒカリ」が1500円増、「なすひかり」が2200円増とし、2年連続の増額となった。

JA全農とちぎの米穀担当者によると、今回の仮渡金(概算金)の引き上げは「主食用米の需要が回復傾向にあることと、県産米の在庫量が減った」と説明する。また「生産コストの上昇を踏まえ、農家の経営状況に配慮した」とも話した。
作柄については「栃木県ではまとまった雨があり、渇水被害はなく、収量は昨年より良い」と話す。一方で「刈り取ったものからは高温の影響を受けたと思われる「白未熟」が見受けられる。今後の収穫にも、同様のものが出るだろう」と不安をにじませた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































