ホクレンの24年産米仮渡金(JA概算金) 各銘柄4000円前後上がる2024年8月30日
ホクレンは8月29日、24年産米の仮渡金(JA概算金)を決めた。1等米60キロで、「ななつぼし」が1万6500円(前年比+4000円)、「ゆめぴりか」1万7500円(同+3900円)とした。
「きらら397」は1万6000円(前年比+4000円)、「ふっくりんこ」は1万6700円(+4000円)、「えみまる」は1万6500円(+4100円)。
ホクレンは「生産費をもっとも重視して決定した」としている。
担当者は「仮渡金を決める上で重視した要素は3つある。一番大事にしたのは生産費だ。再生産可能な価格でないと米作りが続けられない。同じくらい大事なのが消費者にご理解いただけることで、その意味で『青天井に高ければ高いほどいい』とは考えていない。それとJAが集荷できること。現在の米不足は一時的現象で新米が出回ると落ち着くだろうが、需給は締まった状況が続くのではないか」と話している。
これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何? 参照)。
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