米価の見通し「高くなる」判断が大幅増 米穀機構2024年12月6日
米穀機構は12月6日、11月分の米取引関係者の判断に関する調査結果を公表した。

主食用米の需給動向のDI値は78で前月から2ポイント増え、「やや増」となった。
向こう3か月の見通し判断DI値は71で前月から5ポイント増え、「増加」となった。
また、米価水準についての現状判断DI値は89で前月よりマイナス1の「横ばい」。依然高いという判断が強い。
向こう3か月の見通し判断DI値は67と前月より8ポイント増え、「大幅に増加」となった。
需給見通しも米価水準見通しも9月には新米の出回りを予想して、需給が緩和し米価水準も落ち着くとの見方が強まったが、10月、11月と需給は締まり、米価水準は高くなるとの判断が強まっている。
12月3日に開かれた米の生産、集荷、販売に関わる関係者の意見交換会では集荷が進まず調達と販売に苦戦している現状が報告された。
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