農福連携でJAきみつから令和7年産水稲育苗を業務受託 AlonAlon2025年3月24日
NPO法人AlonAlon(千葉県いすみ市)は、JAきみつ(富津市農業協同組合)から令和7年産水稲育苗の業務を受託。AlonAlonの農園で障がい者が主体となって育苗作業を担当する。同法人が手がける胡蝶蘭栽培とは異なる新たな農福連携への挑戦で、業務委託を通じて、地域コミュニティとの連携をさらに高め、障がい者の仕事の選択肢を増やし新たな可能性を追求する。

AlonAlonで育苗された稲苗は、富津市内の稲作農家へ供給される。プロジェクトを通じて同法人は、障がい者が地域農家との接点を持ち、農家にとっても「自分達の仕事に必要不可欠な人」として認識されることを期待。さらに、地域農家との交流を増やし、新たな農福連携にチャレンジしていく。

育苗作業は、普段は繊細な胡蝶蘭鉢作りを行っているAlonAlonのメンバーやパートナーにとって良い気分転換となることから、昨年も多くの希望者が参加し、今年も多くの参加が見込まれる。現在は育苗用のハウスの地ならしが完了し、JAから託された稲苗の育成(硬化管理作業及び苗配付け作業)が始まった。この作業はゴールデンウィーク頃まで続く予定。

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