イタリア産牛肉の輸入を再開2016年5月9日
BSE(牛海綿状脳症)発生国のイタリアからの牛肉などは、わが国は平成13年2月から輸入停止としていた。
その後、昨年9月に厚労省が食品安全委員会に輸入再開のための輸入条件の設定を諮問。今年1月、同委員会が食品健康影響評価結果を厚労省に通知したことをうけて、同省はイタリア政府との対日輸出条件について協議を行ったうえで、5月2日から輸入再開することになった。
対日輸出条件は▽月齢制限は30か月齢以下、▽除去すべき特定危険部位(SRM)の範囲は、牛が30か月齢以下であるとの前提で「扁桃」と「回腸遠位部」(盲腸との接続部位から2メートルまでの部分)とする、とした。なお、これらの条件は米国、カナダ、オランダ、フランスなどすでに対日輸出が再開されている国と同様のもの。
(輸入停止関連の記事)
・米国ミズーリ州から家きん肉等の輸入停止 (2016.05.09)
・英国ファイフ州 家きん輸入停止 解除 農水省 (2016.04.20)
・宮城の米と福島の大豆 米国向け輸入停止解除 (16.04.20)
・スウェーデン産牛肉・内臓肉 26日付で輸入再開 (16.02.29)
・ノルウェー・デンマーク産 牛肉などの輸入再開 厚生労働省 (16.02.03)
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