米国ミズーリ州から家きん肉等の輸入停止2016年5月9日
農林水産省は5月3日、米国ミズーリ州からの生きた家きんと家きん肉等の輸入停止措置を講じた。
3日に米国政府から日本に対して同国ミズーリ州の七面鳥農場で低病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認されたと通報があった。 このため本病の日本への侵入を防ぐため▽同州全域からの生きた家きん、▽発生農場から半径10km以内の地域で生産された家きん肉等を輸入停止した。
米国全体からの2014年輸入実績では、「生きた家きんのひな」は3万4832羽、「家きん肉等」は2万7000t、「家きんの卵」は1万1000tとなっている。米国農務省(USDA)の統計(2015年)ではミズーリ州のブロイラー生産量は米国全体の約3.4%、卵は約3.2%だという。
(輸入停止関連の記事)
・イタリア産牛肉の輸入を再開 (2016.05.09)
・英国ファイフ州 家きん輸入停止 解除 農水省 (2016.04.20)
・宮城の米と福島の大豆 米国向け輸入停止解除 (16.04.20)
・スウェーデン産牛肉・内臓肉 26日付で輸入再開 (16.02.29)
・ノルウェー・デンマーク産 牛肉などの輸入再開 厚生労働省 (16.02.03)
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