ガセリ菌SP株の延命効果を解明し学会で発表 雪印メグミルク2016年8月17日
雪印メグミルク(株)は、同社保有のプロバイオティクス乳酸菌「ガセリ菌SP株」の健康機能に関する新たな知見について、「第39回日本基礎老化学会大会」と「第20回腸内細菌学会」で口頭発表した。
同社の「ガセリ菌SP株」は、日本基礎老化学会大会での研究成果が高く評価され、平成28年5月27日開催の同学会大会で、研究の主な役割を担った中川久子特任教授(北海道大学遺伝子病制御研究所プロバイオティクス・イムノロジー研究部門)が奨励賞を受賞した。
これまでに、同社保有の乳酸菌ガセリ菌SP株が、整腸作用や内臓脂肪低減作用、インフルエンザウイルス感染後の重症化抑制作用を示すことを明らかにしてきた。
また線虫を対象とした研究において、ガセリ菌SP株には寿命を延長させる効果があることが認められ、この効果は酸化ストレス抵抗性の向上や、加齢に伴うミトコンドリアの機能低下抑制によるものであることを明らかにしてきた。
今回は、ガセリ菌SP株の線虫や動物細胞におけるこれらの作用に関わるシグナル伝達経路を明らかにし、寿命延長作用のメカニズムを解析したもの。
その結果、ガセリ菌SP株は、線虫や動物(マウス)細胞に作用し、免疫応答や炎症の制御においても、中心的な役割を果たしているシグナル伝達経路を介して、酸化ストレスに対する抵抗性を向上させることが明らかになった。
本件に関する問い合わせは、雪印メグミルク(株)広報部、TEL:03-3226-2124まで。
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