J-クレジット創出プロジェクト開始「インパクトレポート」アップデート Eco-Pork2024年9月12日
Eco-Porkは、J-クレジット創出プロジェクト開始を受けて、2月9日に公開したインパクトレポートをアップデート。同社webサイトで公開した。
Eco-Porkは、「データを活用した循環型豚肉経済圏を共創」をミッションとし「次世代に食肉文化をつなぐ」をビジョンに掲げ、養豚生産者に対するDXソリューション提供を通じて養豚の生産性と資源効率向上に貢献する事で、タンパク質危機/畜産環境負荷問題の解決に取り組んでいる。
インパクトレポートには、人類の食を支えるタンパク質の需要と供給のバランスが崩れるという「タンパク質危機」の予測や、畜産、とくに養豚の抱える社会課題に関する調査を掲載。また、同社が提供する養豚生産者向けトータルソリューションのうち、基幹となる養豚経営支援システム「Porker」による生産性改善についてのロジックモデルや試算値について説明している。
同社はこのほど、養豚事業における温室効果ガス(GHG)削減を目的としたJ-クレジット創出プロジェクト「豚へのアミノ酸バランス改善飼料の給餌プロジェクト」が、J-クレジット認証委員会で承認されたことを受け、養豚生産者とJ-クレジット創出活動を開始。豚肉生産量増加・餌効率向上・投薬量削減に加え、新たにGHG排出量削減を目標として掲げる。
同社は、ICT/IoT/AIなどデータテクノロジーを統合的に養豚生産現場に活用することで、2027年までに「豚肉生産量50%向上・餌効率30%向上・GHG排出量25%削減・投薬量80%削減」の達成目標を掲げ、タンパク質危機回避および畜産環境負荷低減の実現に取り組んでいる。
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