やまと豚のフリーデン「神奈川県第5回5年公募公債(グリーンボンド)」に投資実行2024年12月20日
養豚から豚肉の加工・流通をはじめ飲食まで一貫経営で展開する株式会社フリーデン(神奈川県平塚市)は、10月28日に発行された神奈川県グリーンボンド(神奈川県第5回5年公募公債)への投資を、2023年に続き実行した。
グリーンボンドは、環境改善効果を有するグリーンプロジェクトに調達資金の充当先を限定して発行される債券。同債券のフレームワークは、2023年9月に旧フレームワークを改定し、国際資本市場協会(ICMA)が定義する「グリーンボンド原則2021」および「環境省グリーンボンドガイドライン(2022年版)」への適合性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)から確認を受け、セカンド・パーティ・オピニオンを取得している。
神奈川県は2020年2月、気候変動による豪雨や台風等による水災害への対策として「神奈川県水防災戦略」を策定。同9月に戦略の推進に向けて、グリーンボンドフレームワークを策定した。2023年3月には、戦略策定以降の環境変化(災害の激甚化、盛土規制法、新型コロナ、デジタル化等の災害対応の高度化等)を踏まえ、さらなる対策強化のため、神奈川県水防災戦略を改定したことに伴い、フレームワークも改定し、充当事業を拡充している。
同債券の発行による調達資金は、神奈川県水防災戦略に関する以下の事業資金として充当される予定。
フリーデンはこれまで、地域循環型農業の推進、自社農場・加工工場へのソーラー発電の導入など地球温暖化をはじめとする環境問題の解決に向けさまざまな取り組みを行ってきた。今回のグリーンボンドも、気候変動への適応と自然災害防止のためにきわめて有効な手段であると捉えている。
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