宮崎県で野生イノシシの豚熱確認2025年4月14日
宮崎県は4月11日、同県都城市で野生イノシシが豚熱に感染した事例が確認されたと発表した。宮崎県では初めて確認された。
4月9日に都城市で死亡した野生イノシシが確認され、10日に県の家畜保健衛生所による豚熱ウイルスの検査で陽性が確認された。その後、国の検査機関で精密検査を実施したところ、豚熱野生株陽性が確認された。
農水省は宮崎県を豚熱経口ワクチンの散布推奨地域に指定し、感染確認地域(発見地点から半径10kg)の周辺では迅速で重点的な経口ワクチン散布を行う。
また、野生イノシシの感染状況を把握するため、野生イノシシのサーベイランスと捕獲を強化する。合わせて県内養豚農家に対してワクチンの適期接種を指導するとともに、ワクチン接種だけに頼ることなく、飼養衛生管理の再点検や早期通報を徹底する。
宮崎県内には養豚農場が約370あり、約72万頭が飼養されている。都城市は市町村別農業産出額が981億円で5年連続日本一。豚が326億円を占める。
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