畜産:年頭のあいさつ2021
【年頭あいさつ】ミルクにこだわりグループの強さ発揮 雪印メグミルク株式会社 代表取締役社長 西尾啓治2021年1月5日

代表取締役社長 西尾啓治
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は、多大なご支援、お引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
あらためまして新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、新年を迎えるにあたりご挨拶を申し上げます。
昨年、酪農乳業界も新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。春先からの学校給食用牛乳の供給停止による生乳余剰から一転、夏休み短縮による最需要期での逼迫など、業界を挙げての需給対応に追われました。また、食品業界においては、巣ごもり需要により食品の家庭内消費が増えたことで、スーパー等の売上が伸長する一方、外食産業は甚大な影響を受けました。国の経済対策により、外食産業の業績には一時回復の動きがみられたものの、年末にかけての感染再拡大もあり、本格的回復に至っていない状況です。
このような経営環境下、当社グループは「グループ中期経営計画2022」に基づき、「4つの事業分野(乳製品、市乳、ニュートリション、飼料・種苗)」における取り組みを進めています。また、新型コロナウイルス感染症の従業員への感染防止に取り組み、お客様へ安全で安心していただける商品の安定供給に努めております。
2021年度は、「グループ中期経営計画2022」での最重要年度として「ものづくり」起点による差別化・高付加価値商品を積極的に上市いたします。弊社は企業理念の中で「乳(ミルク)にこだわる」を使命のひとつに掲げているとおり、乳の専門性を高め、独自の付加価値を付け、当社グループの強みを発揮してまいります。
弊社グループは、今後も事業活動を通じた社会課題の解決に向けて、持続可能な目標であるSDGsの達成に貢献し、企業価値の向上を図りながら、成長サイクルを実現できる企業グループを目指します。本年も一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様の益々のご発展とご多幸を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
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