卓球の石川選手が香港の地下鉄広告に JA全農グループ2018年5月25日
・国産農畜産物の輸出拡大へPR
JAグループは「全農ブランド」を香港の人々により一層広く知ってもらうために、JA全農所属で卓球女子日本代表の石川佳純選手を香港市街中心部の大型ショッピングモール「タイムズスクエア」に向かう駅構内に地下鉄広告を掲出する。
JA全農が石川選手の広告を海外で掲出するのは初めて。広告(写真)で使われている中国語は「日本の果実の力」の意味。同選手が出場するITTFワールドツアー香港オープンにあわせて、掲出期間は5月26日から6月1日までとなる。
また石川選手が中国語で日本の食材をPRするメッセージ動画も近々、公開する予定だ。香港でも人気の高い石川選手の宣伝効果が期待される。なお同選手のランキングは現在世界第3位。
JA全農グループは昨年から香港最大手のeコマースサイト「HKTVモール」と連携し、香港の消費者に国産イチゴやメロンなどの食材販売を試験的に実施してきた。
産地や香港の消費者からも好評を得たことから、今後さらに同モールとの連携を強化し、国産農畜産物の販売を強化していく。
香港はわが国農林水産物、食品の最大の輸出先で、2017年の輸出総額の約4分の1の1877億円を占めている。今後、輸出量がさらに拡大すると見込まれており、そうした中でJA全農とJA全農インターナショナルは、香港へのさらなる輸出拡大に向けて、4月23日に香港事務所を開設したばかり。
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