日本赤十字から献血活動で感謝状 JA共済連2020年12月14日
JA共済連は12月9日、地域貢献活動の一環として長年取り組んできた献血活動への貢献に対し、日本赤十字社東京都赤十字血液センターから感謝状が贈呈された。
(左)日本赤十字社東京都赤十字血液センターの加藤所長、(右)JA共済連の関根全国本部農業・地域活動支援部長
JA共済連は、保障の提供と地域貢献活動を通じて地域との絆を深め「安心・安全」の輪を広げる活動の一環として、昭和46年から全国本部で役職員を対象に定期的な献血活動を行ってきた。
今年は新型コロナウイルスの影響が続く中、「花の日」の8月7日に、JA共済ビルで地域の企業や住民と全国本部役職員を対象に献血活動を行い、献血の参加者に花束をプレゼントする「献血活動×花いっぱいプロジェクト」を開催。今回は担当職員がチラシを作成し、付近の住民や職場に配布して参加を呼びかけた。
当日は各種イベントの中止・減少に伴い、業務用を中心に花きの需要が激減している花き農家を支援するため、参加した献血者一人ひとりに職員が花束を贈呈した。
12月9日にJA共済ビルで献血活動感謝状贈呈式が行われ、日本赤十字社東京都赤十字血液センターの加藤恒生所長から、関根博JA共済連全国本部農業・地域活動支援部長に、同センターの東京都支部長を務める小池百合子東京都知事の名前で感謝状が手渡された。
加藤所長は長年にわたる献血活動に感謝の意を述べ、今年はコロナ禍の影響を受けて、必要とする血液の分量を確保できない状況が続いていると説明。そして、「このような状況の中で8月の献血活動では、我々医療スタッフにも花束贈呈や感謝状をいただき、職員一同、非常に感激し活動への励みとなった。引き続き、献血活動への理解と協力をお願いしたい」とコメントした。
感謝状を受け取った関根部長は、「JA共済の事業理念は相互扶助であり、職員の献血活動は『助け合いの心』を具現化した活動のひとつ。今後も全国本部をはじめとした関係各位に声を掛け、献血活動の輪をさらに広げていきたい」と語った。
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