血液不足の解消のため献血活動を実施 JA共済連2021年2月12日
JA共済連全国本部は2月10日、「令和3年2月献血活動」をJA共済ビルで開催し、全国本部役職員と地域住民合わせて約80人が参加した。日本赤十字社東京都赤十字血液センターの協力のもと、検温や消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、徹底した感染拡大防止対策した上で実施された。
献血参加者(左)にクッキーをプレゼント
今回の活動では、全国本部の職員が事前に開催の告知チラシを配布。JA共済ビル内や千代田区役所をはじめ、近隣の企業や商業施設、大学、マンションなどに配布し、新型コロナウイルスの影響で輸血用血液が不足している現状を訴え、献血への参加を呼びかけた。
当日は午前(10時~11時30分)と午後(12時45分~16時)に献血が行われ、バレンタインデーを目前に控えていたことから参加者全員に感謝の気持ちを込めて、クッキーがプレゼントされた。このクッキーは千代田区役所内で社会福祉法人が運営し、障がい者の雇用に積極的な「さくらベーカリー」のもの。
献血に参加した職員は「毎年冬は献血協力者が減り、血液が不足するそうだが、今年は新型コロナウイルスの影響で企業などの献血が中止になることも多く、かなり深刻な状況が続いていると聞いた。血液を必要としている方のお役に少しでもたてればと思い、献血に参加した」とコメント。
東京都赤十字血液センター担当者は、今回の献血活動について「都内では緊急事態宣言の再発令と延長で、献血予定の会場からキャンセルが相次いでおり、直近の予定が不確定な状況が続いている」と現状を説明し、「このような現状下で献血活動を実施していただいたJA共済連職員、献血に参加いただいた役職員と地域の皆さまに御礼を申し上げたい」と感謝の想いを述べた。
職員の献血の様子
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