県内大麦の収穫が本格化 JA全農とやま2021年6月10日
JA全農とやまによると、JAなのはな管内の農事組合法人八幡営農は6月3日、令和3年産大麦「ファイバースノウ」の初収穫を行った。同組合では、約30haのほ場で大麦を栽培し、今年の生育は順調に進んでいることから、約90tの収穫を見込んでいる。
大麦収穫の様子
富山県内で栽培されている大麦は主に六条大麦で、品種は「ファイバースノウ」で統一されている。県産大麦は、安定した品質と供給量で実需者から高い評価を得ており、令和3年産の収穫量は県全体で約8000tを予想している。
大麦は食物繊維を豊富に含み、血糖値の上昇を抑え、コレステロール値の低下を促進するといった健康効果が期待されている。6月16日は、「ムギトロ」の語呂合わせから「麦とろの日」に制定されており、麦ごはんや県本部オリジナル商品「麦とろ麺」などを活用したメニューを推進している。
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