袋のままレンチンできるブロッコリー「ブロッコる?」発売 JAハイナン2024年4月2日
静岡県のJAハイナンは、ブロッコリーを手軽においしく“レンチン”で食べられる「ブロッコる?」を発売。農林水産省が2026年に新たに指定野菜に追加する注目のブロッコリーの販売拡大により、生産者の所得安定をめざす。
ブロッコリーには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、カルシウム、鉄など、多彩な栄養素が豊富に含まれており、がんや高血圧、糖尿病の予防に効果的。近年では、ダイエットや筋トレにも適した食材として注目されている。2026年には、ブロッコリーが指定野菜に追加されることになるなど注目の品目。また、生産量と需要の増加が見込まれ、流通量が増えると、ブロッコリーの価格が手頃になると見込まれる一方、生産量が過剰になると、市場価格が下落し、生産者の所得が損なわれることも懸念もある。
レンチンで食べられる「ブロッコる?」
そこでJAハイナンは、ブロッコリーの販売拡大を通じて生産者の所得安定に向けた一歩として、「ブロッコる?」を開発。ブロッコリーは栄養価が高く、食べたほうがよいのはわかっているが、 「包丁を使うのが面倒」「味が飽きてしまう」という消費者の声に応えた。
袋のままレンジで3分温めれば、洗わずにそのまま食卓へ出すことができる。思わず手に取りたくなるようなオリジナルパッケージで毎日の食事に「心の彩り」も加えてくれる。使用するブロッコリーは、同JA管内の農場の中から、職員が巡回し、その時に一番良い状態のものを選定し出荷。栽培時期に適した施肥設計で栽培されている。
JAハイナン管内のブロッコリー生産者
JAハイナンは、静岡県榛原郡南部に位置する御前崎町、相良町、榛原町、吉田町の4町の3農協が広域合併し、1993年3月に誕生。2004、2005年の市町村合併により、2市1町(御前崎市のうち旧御前崎町・牧之原市・吉田町)となった。温暖な気候と肥沃な土地に恵まれて栽培している茶は、荒茶生産量で日本第二位を誇る。また、南アルプスから流れ出る大井川の伏流水を利用した水稲をはじめ、レタス、メロン、ミカン、イチゴ、トマト、花きなどの施設園芸も盛ん。
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