JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
新年度の意気込み示す2019年5月21日
2018年度が終わり、新年度に入った。4月はそのスタートの月で、役員改選や機構改革、職員の新採用など、年に1回の行事やイベントが重なる。JA改革も、今年度は中間総括が求められる。年度替わりの話題を拾った。
◆研修会の紹介で
JA尾張中央「ふれあい」
新年度の新鮮な話題は新人職員の採用であろう。多くの広報誌が新規採用職員紹介のページを設けているが、最近はJAが大規模化して採用者数が多く、名前と所属だけの紹介になっているところが多いのは残念だ。そのなかでJA尾張中央の「ふれあい」は、新採用職員の研修会に焦点を当て、研修会の雰囲気を紹介することで、経営陣の期待や新採用職員の意気込みを写真と見出しでうまく伝えている。
◆県1JAスタート
JA山口県「JAやまぐちけん」
山口県の12JAが一つになり4月1日発足した。新JAの「JAやまぐちけん」は、表紙のテープカットの写真を含め、7ページにわたってこれを紹介。金子光夫新組合長の「あいさつ」、新役員の紹介、新JAの基本方針と、必要なことを要領よくまとめてある。最後に新採用職員の入組式をさりげなく、しかし新農協発足に負けない扱いで紹介しているのは、新農協への期待を感じさせる。
◆改元に合せて
JA横浜市「Agri横浜」
元号が平成から令和に替わった。JA横浜市の「Agri横浜」では、元号をキーワードに大正・昭和・平成生まれの3人の農家が登場。それぞれ「生きていくための自給自足」、「庭づくりブームの植木」、「都市農業の野菜」と、その時代を反映した農業として代表させている。愛用の農機や父の思い出など各自のエピソードを加え、うまく編集してある。改元に合せた発想がよい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































