JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JAみなみ信州(長野) 中村彰氏(5/28就任) 地域活性化にJAも貢献2025年6月23日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。5月28日に就任したJAみなみ信州(長野)の中村彰組合長に聞いた。
JAみなみ信州 中村組合長
管内では、市田柿をはじめ園芸が中心で、畜産、きのこ、花きもあります。リンゴは大産地としてはほぼ南限で、梨は北限に近い。
営農部長などを務めてきた私は、多種多様な農産物にどう付加価値を付け反収も向上させながら売るかに努めてきました。それを継続すると同時に、リニアの駅ができると、名古屋から20分、品川からでも40分になります。そこで、農産物を売るだけではなく地域の魅力を売っていきたいと考えています。地域の味や空気、景色をアピールし、来てもらい、食べてもらい、泊まってもらう中で農産物も位置付けたい。
管内は中央アルプス、南アルプスの山々に囲まれ、冬でも雪が少なくのんびり過ごせます。訪問歯科にも力を入れているので、地域の魅力として「健康」も訴求しながら、JAも役割を果たしながら、地域の仲間たちと地域全体の活性化を図っていきます。
地消地産の上に国消国産があります。地域農業と国民の食をどう守るか。農政には10年、20年先はもちろん、30年、40年先を見据えた政策を期待します。
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