JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JAめぐみの(岐阜) 渡邉健彦氏(6/24就任) 「なくてはならない存在」として2025年7月25日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。6月24日に就任したJAめぐみの(岐阜県)の新組合長、渡邉健彦氏に聞いた。
渡邉組合長
5市8町村にまたがる管内には平たん地、中山間地、高冷地があります。そのため、夏秋トマト、円空さといも、ひるがの高原だいこんなど多くの特産物があります。
組合長としては当然、営農に力を入れますが、その前にまず農家、組合員との対話を重ねたいと思います。組合員のみなさんがどんな思いを抱き、JAに何を期待しているか。それをつかんだ上で、JA役職員とも話し、JA運営に生かしていきます。そして、管内の行政とも連携しながら、「地域にとってなくてはならない存在」として役割を果たしていきたいと思っています。
米問題では、今まで減反で「作るな」と言われ、今度は足りないから備蓄米を放出し「緊急輸入だ」「増産だ」と農政に翻弄されてきました。政府は消費者目線だけでなく、もう少し生産者目線も持って欲しいし、農家の立場に立つ政治家が増えて欲しいと思います。
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