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JAの活動:JAトップアンケート 今、農業協同組合がめさずこと

【JAトップアンケート】JAいわて中央 藤尾東泉代表理事組合長 「園芸・畜産を戦略作物に」2015年11月18日

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 今回は、JAいわて中央の藤尾東泉代表理事組合長のご意見を掲載する。

JAいわて中央 藤尾東泉代表理事組合長JAいわて中央
藤尾東泉代表理事組合長

回答日:2015.10.7


【問1】あなたの農協では、農業・地域に対し、どんな役割を果たそうと考えておられますか。今後もっとも重要な役割だとお考えの内容をお書きください。
 年々減少する農業所得が農家組合員の意欲の減退となって現われている。なんとしても農業所得の拡大をはからないと担い手も出てこないし、衰退する一方である。特に販売額の55%を占める米穀の減少が大きい。


【問2】問1の役割を果たすうえで、今、農業・地域での最大の課題は何ですか。
 米穀の安さの原因は需給バランスの大幅な乱れが値くずれを起こした原因である。平成26年の年間在庫が222万tという過剰在庫が、米価の価格低迷、又、それに手をうたない農水省も大きな要因である。


【問3】問2の課題を解決するため、もっとも力を入れようと考えておられることは何ですか。
 今回、平成27年は飼料米の作付けを農水省が一丸となって努力した結果、転作が大幅に達成され、結果的には主食米の作付が少なくなり、価格も回復すると思う。
 しかし、不安材料として飼料米に対する予算もいつまで続くかわからないと同時に主食米の価格が上昇すると転作が少なくなり、また、米価の暴落となる。
 やはり、飼料米は閣議決定だけでなく国会で法制化をするべきである。こういった、農政活動も必要とされる。
 さらに、農業産出額を増加させるためには、戦略作物として園芸、畜産の拡大が必要である。


【問4】問3に関連して、第27回JA全国大会議案では「9つの重点実施分野」を掲げています。このうち課題を解決し、貴JAがめざす姿を実現するために、もっとも重要と考えておられる事項を3つあげてください。また、その分野において、どんな取り組みを考えておられるのか、具体的内容をお書きください。

JA大会_重点実施9分野a=担い手経営体における個別対応
(具体的取組内容)
現在、集落営農・法人共に園芸作物との推進を行っている。
キャベツ、カボチャ、ズッキーニ等を行っているが本年はズッキーニが一気に14haも増化した。

b=マーケットインに基づく生産・販売事業方式への転換
(具体的取組内容)
現在、大手量販店と販売に取組んで16年めとなっているリンゴを初めaで求められたれた園芸作物を優先して作付けしながら拡大をはかっている。
米も実需に要望された品種作付を拡大している。

c=付加価値の増大と新たな需要開拓への挑戦
(具体的取組内容)
まだまだ園芸拡大のためにハウス助成を農協独自でやりながら夏秋野菜の前作付けと秋口までの作付拡大をねらう。


【問5】第27回JA全国大会を機に、JAトップとして内外に発信したいお考えをお書きください。
 今、農業所得の拡大を願うのなら、和牛繁殖牛を飼っての子牛生産が一番と考える。この位子牛の頭数が少なく子牛価格が67万円もする中で肥育をする農家は困っている。繁殖牛を飼う技術も必要だがそこはJAの畜産担当と十分に相談しながら対応をしたい。JAとしてもハウス牛舎建設に補助金を出している。
 そもそも農村の高齢化は若い担い手が飛び込めない様な農産物の輸入圧力と、農業政策の急激な転換にあると考える。もうすこし、長期的な展望が持てる政策を続ければ、担い手も多くなると思う。今の農業の一時的新規参入者が多いのは、150万円の助成金があるからと思われてしかたがない。

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