岩手の魚市場へスカイタンク贈る 農林中金2013年12月20日
農林中央金庫は12月17日、岩手県下の全13魚市場へスカイタンクやトロ箱など6200万円相当を寄贈した。
同金庫は平成23年4月に復興支援プログラムを創設し、東日本大震災の被災地支援を行っている。このプログラムを使った水産業への支援では、これまで岩手、宮城の漁協へ魚箱や万丈かご、養殖ワカメ・コンブの共販用段ボールケースなどを贈ってきた。
今回の寄贈も、この一環。魚市場機能の早期回復を後押ししようと、市場内で漁獲物を運搬・保管するためのスカイタンク1000箱と、イカの水揚げに使うトロ箱4000箱の計5000箱を寄贈した。
贈呈式は同日、宮古漁協内で行われた。同金庫の後藤彰三常務理事は、「魚市場で必要なスカイタンクはまだ不足していると聞き、今回の支援を決めた。今年は秋サケ漁の回復など明るい兆しも見え始めており、この支援が浜の一層の復旧、復興に少しでも役立てばうれしい」とあいさつした。
(写真)
贈呈式で目録をわたす後藤常務(左)と大井誠治宮古漁協代表理事組合長。両者の後ろに積まれているのが、寄贈されたスカイタンク。
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