記録的な大雪で売上げ前年下回る2014年3月27日
日本フードサービス協会は、協会会員社を対象とした26年2月度の「外食市場動向調査」をまとめた。
2月は太平洋側を中心に2度の大雪に見舞われ、客足に大きな影響を与えた。また、関東甲信地方では一部地域で物流にも影響し、営業時間の短縮や休業を余儀なくされる店もあり、売上げに大きなダメージとなった。
外食産業全体では、客単価は前年同月比102.1%と伸びたが、客数が95.2%と落ち込んだため、売上げは97.2%と4カ月ぶりに前年を下回った。
業態別には、ファーストフードの売上げは96.6%と前年を下回った。
ファミリーレストランは、路面店を中心に雪の影響が大きく、客数が98.9%と前年を下回ったが、客単価が101.5%と堅調で、売上げは100.4%と、この業態だけが前年を上回った。
パブ・居酒屋は、客数が92.5%となり、売上げも89.8%と大幅に前年を下回っている。
ディナーレストランも、雪の影響で客数が減り、売上げは98.7%だった。喫茶も新メニュー投入で客単価が102.0%と増えたが、売上げは98.6%と前年には届かなかった。
(関連記事)
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