熊本地震へ 緑の募金2016年5月13日
公益社団法人国土緑化推進機構は4月19日から、平成28年熊本地震の支援を『「緑の募金」使途限定募金(平成28年熊本地震復興支援事業)』で行っている。5月14日と15日に東京都千代田区の日比谷公園で開かれる「みどりとふれあうフェスティバル」でも募金を行う。
使途限定募金は、▽被災森林の復旧に向けた緑化活動、▽避難所や学校周辺の緑化活動等の支援に使用される。5月7日と8日には、すでに熊本県西原村の山西小学校避難所への緑化活動支援として、間伐材や製材時の端材を有効活用した「組手什(くでじゅう)」を寄贈。組手什は間伐材に加工した凸凹(組手)を組み合わせて棚などを作成できるため、避難所の整理棚や学習机などに活用される。
同機構担当者は、組手什の今後の寄贈について「避難所などからの要望があれば随時応えていきたい」と話し、「現地の緑化推進機構と連携を進めていく」と語った。
また1000円以上の募金協力者には、熊本県の小国町森林組合が熊本県産スギを使って製作した「『くまモン』チャリティ・ピンバッチ」を配布している。入手方法は、▽5月14日と15日に同機構主催で開かれる「みどりとふれあうフェスティバル」、▽5月16日~20日に農林水産省の「消費者の部屋」で展示される『間伐・間伐材利用促進の週』、▽同機構WEBサイト・申込フォーム(トピックス欄を参照)で申し込む。
使途限定募金の個人募金や街頭募金、企業募金などの詳しい概要については、「緑の募金」公式サイトで確認できる。
(写真)組手什を使った棚、配布される「『くまモン』チャリティ・ピンバッチ」
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