香港、台湾などへ豚肉輸出再開2018年9月19日
豚コレラの発生で止まっていた豚肉の輸出が防疫措置の実施によって再開している。
豚肉の輸出が可能になった国は、香港(再開日9月11日)、ベトナム(12日)、マカオ(同)、台湾(13日)。ただし、岐阜県産を除く。なお台湾向け豚肉輸出施設は岐阜県にない。このほかシンガポールとカンボジアが輸出可能だった国だが再開はしていない。
2017年の豚肉輸出実績は香港1005t(6.1億円)、マカオ865t(1.6億円)、台湾35t(5000万円)、ベトナム24t(800万円)となっている。輸出再開で昨年の金額ベースで82%回復している。
また、豚原皮の輸出が可能になったのはタイ(9月12日)、台湾(13日)、韓国(14日)、香港(同)。このうち香港は岐阜県以外のと畜場でと畜された豚由来の皮か、または国際基準を満たすウイルス不活化処理(2%炭酸ナトリウムを含む海塩で28日以上浸漬)されたもの限る。ベトナム、フィリピン、カンボジアが輸出可能だったが再開していない。
2017年の輸出実績はタイ4900t(80億円)、台湾1200t(21億円)、韓国2300t(4億円)などとなっている。輸出再開で昨年の金額ベースで97%回復した。
(関連記事)
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