人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
ヘッダー:FMC221007SP
JA全中中央①PC
JA全中中央SP

乳用母牛の地域内貸し出しを支援-畜酪関連対策2018年12月14日

一覧へ

 農林水産省は12月13日、31年度畜産酪農対策でALIC(農畜産業振興機構)による関連対策を決めた。地域の生産体制の強化対策として乳用繁殖雌牛を地域の酪農家に貸し出し乳用子牛を確保する取り組みなどを支援する対策を盛り込んでいる。

 酪農生産基盤強化のための総合対策として、来年度は中小酪農の生産基盤維持・強化対策を拡充する。
 具体的には飼養環境の改善(牛床マット、カウブラシ等)、暑熱ストレスの低減(細霧装置等)、地域の乳牛の継承、育成牛の地域内流通の促進(3.2万円/1頭)などに加え、つなぎ牛舎の牛床や繋留具等の改良(牛床の延長など)を支援する。
 また、新たに「地域の生産体制の強化対策」を措置する。具体的には、離脱農家の施設などの経営資源を新規就農者などに円滑に継承できる仕組みの構築や将来にわたって持続可能な経営体を創出するための協業化の取り組みを支援する。
 JAなどが取り組む後継牛バンクも支援する。酪農家が子牛を購入して後継牛を確保するだけでなく、繁殖雌牛を一定期間借りて子牛を生産、その後は別の酪農家がその雌牛を借りるというかたちで順次地域内で活用していく取り組みを行う際、雌牛を貸し出すJAなどの購入費用を支援するという(上限6.9万円/頭)。
 酪農ヘルパー制度では、人材コンサルタントを活用してヘルパーの採用・定着の促進を図る取り組みへの支援も追加する。
 肉用牛経営安定対策の補完事業では、優良な繁殖雌牛の導入支援(4万円/頭、高能力牛は5万円/頭)は経過措置を1年継続する。
 畜産環境対策では家畜排せつ物処理施設の長寿命化対策を拡充する。▽施設の経年劣化の実態調査、▽地域の実情に応じた補修の実証、▽補修マニュアルの作成などを新たに支援する。また、畜産環境関連施設に対するリース貸付枠を拡大するとともに、家畜排せつ物処理施設・機械について、金利負担の軽減に加えて保証保険料、損害保険料を新たに支援する。
 緊急対策として30年度災害対策を延長する。畜産農家の経営再開・継続に向けて、不足する粗飼料の購入支援や損壊した畜舎などの補改修など31年度も継続して実施することが必要な取り組みを支援する。災害などによる停電に備え非常用電源を地域で計画的に導入する取り組みも支援する。
 酪農家の働き方改革では労働時間の効率的な低減のため、省力化機械装置の導入などを緊急対策として支援する。

 

(関連記事)
子牛の保証基準価格 黒毛53万超-31年度畜酪対策(18.12.13)
酪農経営復興支援で義援金募集-中央酪農会議(18.09.14)
海外ネットワークで飼料原料を安定調達 JA全農(18.04.02)
【現地レポート・JA士幌町(北海道)】大手資本の搾取排し「農村ユートピア」創造(1)<JA士幌町の挑戦>(18.01.10)
農協改革は亡国の思想 崩壊する日本の食料安保  農協改革とTPP(15.12.22)
万全な畜産物価格決定を要請 27年度畜酪対策(14.12.26)

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る